貴金属とは?
貴金属とは、存在が希少で、酸化を始めとする腐食に対する耐性をもつ金属群のことです。
一般的には金 (Au)、銀 (Ag)、白金 (Pt)、パラジウム(Pd)、ロジウム (Rh)、イリジウム (Ir)、ルテニウム (Ru)、オスミウム (Os) の8つの元素を指します。
上記8元素の内、ルテニウム、ロジウム、パラジウム、オスミウム、イリジウム、白金の6元素を総称して「白金族元素」と呼ぶことがあります。白金族元素の特徴は、融点と密度が高く、くすんだ銀白色の外観と酸やアルカリに対する耐性があるという点です。個々の硬さに関しては、白金、パラジウムはアルミニウム並に軟らかく、ルテニウム、イリジウムは硬く、オスミウムは非常に硬く、ロジウムはその中間の硬さという特徴があります。
8元素の内、周期表の11属同族元素である金と銀は宝飾品として有名です。ここに同じく11属同族元素である銅を加えることもあります。
貴金属の対義語である「卑金属」(ひきんぞく-base metal)とは、安定性が低く、空気中で熱したりすると容易に酸化される金属群を指します。
一般的には金 (Au)、銀 (Ag)、白金 (Pt)、パラジウム(Pd)、ロジウム (Rh)、イリジウム (Ir)、ルテニウム (Ru)、オスミウム (Os) の8つの元素を指します。
上記8元素の内、ルテニウム、ロジウム、パラジウム、オスミウム、イリジウム、白金の6元素を総称して「白金族元素」と呼ぶことがあります。白金族元素の特徴は、融点と密度が高く、くすんだ銀白色の外観と酸やアルカリに対する耐性があるという点です。個々の硬さに関しては、白金、パラジウムはアルミニウム並に軟らかく、ルテニウム、イリジウムは硬く、オスミウムは非常に硬く、ロジウムはその中間の硬さという特徴があります。
8元素の内、周期表の11属同族元素である金と銀は宝飾品として有名です。ここに同じく11属同族元素である銅を加えることもあります。
貴金属の対義語である「卑金属」(ひきんぞく-base metal)とは、安定性が低く、空気中で熱したりすると容易に酸化される金属群を指します。
宝飾品となる貴金属
- 金(gold)
金とは、貴金属の一種であり、第11族元素に属する光沢のある黄色(いわゆる金色)を有した金属元素を指します。
柔らかくて非常に薄くのばすことができる金属で、1グラムあれば数平方メートル、また長さでは3,000メートルまで伸ばすことができます。平面状に伸ばしたものを「金箔」(きんぱく)、糸状に伸ばしたものを「金糸」(きんし)と呼びます。 - 銀(silver)
銀とは元素記号「Ag」 、原子番号47をもつ金属です。
光の反射率が高いことから、美しい金属光沢を有し、また1グラムの銀を約2,200mの線に伸ばすことができるほど伸展性に富んでいます。 - 白金(platinum)
白金とは、白い光沢を放つ原子番号78、元素記号Ptの金属です。
化学的に非常に安定であるため、装飾品や各種の触媒としても利用されています。