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ブラックオパール

 宝石の内「ブラックオパール」について、組成・特徴・歴史・産地などを写真や動画を交えて解説します。

ブラックオパールの組成

ブラックオパールの外観写真
  • 分類:酸化鉱物
  • 組成:SiO2・nH2O
  • 結晶系:非晶質
  • 色:多彩
  • 光沢:ガラス光沢
  • モース硬度:6.5
  • 比重:2.1
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ブラックオパールの特徴

 ブラックオパール(和名は黒蛋白石-くろたんぱくせき)とは、不透明な濃灰色から黒色を主色とし、様々な色彩を見せるオパールを指します。
 色合いには、ブルー、グリーン、イエロー、レッド、オレンジなど、様々なヴァリエーションがあり、一つ一つの石が異なった特徴を有しているため、同じものが見られることはまずありません。
 オパールの遊色(色の変化)は微量元素によるものではなく、無数の二酸化ケイ素がシリカゲルで接合したものであり、この遊色が明瞭で、なおかつ鮮明な色を持ったものが高品質とされます。
 ブラックオパールの地色は暗色のため、淡色のオパール(蛋白石)では散乱してしまう光が地色に吸収され、視覚的効果が引き立つという特性を持っています。
 ブラックオパールの主な産地はオーストラリア、ニューサウスウェールズ州北部のライトニングリッジ(Lightening Ridge)産地です。
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ブラックオパールの動画

 以下でご紹介するのはブラックオパールの動画集です。
 前者のスペックはオーストラリア・ライトニングリッジ産/カボションカット/17.5 mm x 22.5 mm x 11 mm/28.85 カラット。後者は同じくライトニングリッジ産/コレクターズカット/6.7 x 35.2 x 21.8mm/ 24.1カラットです。
元動画は⇒こちら
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