スモーキークォーツの組成

- 分類:酸化鉱物
- 組成:SiO2
- 結晶系:三方晶系(低温型)/六方晶系(高温型)
- 色:灰~黒
- 光沢:ガラス光沢
- モース硬度:7
- 比重:2.65
スモーキークォーツの特徴
スモーキークォーツ(和名は煙水晶-けむりすいしょう)とは、茶色や黒っぽい色をしたクリスタル(水晶)です。
発色の要因は、地中で天然の放射能を浴びて生成された二酸化ケイ素、あるいは内部に始めから含まれるアルミニウム・イオンと考えられています。
極めて濃い茶色~黒に近いスモーキークォーツは「モリオン」(morion/モーリオンとも)と呼ばれることがあります。この語はドイツ語、デンマーク語、スペイン語、そしてポーランド語で同じものを指しますが、元々は大プリニウス(紀元1世紀ごろに活躍した博物学者)が「博物誌」内で記した「mormorion」という単語が誤用されたものです。
また、スコットランドのケアンゴーム山地で採れるスモーキークォーツは、特にその地名から「ケアンゴーム」(Cairngorm)と呼ばれます。色は黄色味がかった茶色~灰色がかった茶色が多く、用途はキルトピンの飾りやナイフの柄などです。
白い水晶に人工的に放射線を浴びせてスモーキークォーツにしたり、逆にスモーキークォーツを加熱処理してシトリン(黄水晶)として販売しているケースもあるようです。
発色の要因は、地中で天然の放射能を浴びて生成された二酸化ケイ素、あるいは内部に始めから含まれるアルミニウム・イオンと考えられています。
極めて濃い茶色~黒に近いスモーキークォーツは「モリオン」(morion/モーリオンとも)と呼ばれることがあります。この語はドイツ語、デンマーク語、スペイン語、そしてポーランド語で同じものを指しますが、元々は大プリニウス(紀元1世紀ごろに活躍した博物学者)が「博物誌」内で記した「mormorion」という単語が誤用されたものです。
また、スコットランドのケアンゴーム山地で採れるスモーキークォーツは、特にその地名から「ケアンゴーム」(Cairngorm)と呼ばれます。色は黄色味がかった茶色~灰色がかった茶色が多く、用途はキルトピンの飾りやナイフの柄などです。
白い水晶に人工的に放射線を浴びせてスモーキークォーツにしたり、逆にスモーキークォーツを加熱処理してシトリン(黄水晶)として販売しているケースもあるようです。
スモーキークォーツの動画
以下でご紹介するのはスモーキークォーツの動画です。前者は原石、後者はブリリアントカットを施されたルースです。