ネックレスとは?
ネックレスとは、首に巻きつける装身具の一種です。
日本語では「ネックレス」という具合に発音しますが、本来は「ネックレイス」、すなわち「首に巻きつける紐」(necklace)を意味しています。
ネックレスの歴史は古く、早くも40,000年前の石器時代には誕生していたようです。当時はもっぱら二枚貝や巻貝を装飾品として用いてましたが、後に貝は石、獣の骨や歯などに置き換わってゆき、金属が発見されると、金、銀などの貴金属が多用されるようになっていきました。
日本語では「ネックレス」という具合に発音しますが、本来は「ネックレイス」、すなわち「首に巻きつける紐」(necklace)を意味しています。
ネックレスの歴史は古く、早くも40,000年前の石器時代には誕生していたようです。当時はもっぱら二枚貝や巻貝を装飾品として用いてましたが、後に貝は石、獣の骨や歯などに置き換わってゆき、金属が発見されると、金、銀などの貴金属が多用されるようになっていきました。
ネックレスの種類
ネックレスは付属品によって様々なサブタイプに枝分かれします。代表的なネックレスの種類は以下です。
ネックレスの種類
- ビブネックレス ビブネックレス(bib necklace)とは、胸の前面に、あたかもよだれかけ(bib)のように装飾品を広げた形のネックレスを指します。
- チョーカー チョーカー(choker)とは35~43cm(14~17inch)のものを指し、首に密着するように巻きつけて用いるネックレスです。この密着性が「choker=息を詰まらせるもの」と呼ばれるゆえんになっています。
- ペンダント ペンダント(pendant)とは、「ペンダントトップ」と呼ばれる装飾品が付属したネックレスのことです。ペンダントとはそもそも、フランス語で「ぶら下がったもの」(本来の発音はパンダーン)を意味しています。写真や大事なものを入れる携帯容器の役割を持つ「ロケット」(locketであってrocketではない)も、ペンダントの一種といえます。
- プリンセスネックレス プリンセスネックレス(princess necklace)とは、45~50cm(18~20inch)のものを指し、ちょうどチョーカーとマチネーの中間に当たります。
- マチネーネックレス マチネーネックレス(matinee necklace)とは、56~58cm(22~23inch)のものを指し、胸の谷間に寄り添うようにゆったりとぶら下げます。「マチネー」とはフランス語でミュージカルや演劇などの昼の公演を指しますが、社交界のご婦人たちがマチネーに出かける際、多く用いたことからこう呼ばれるようになりました。
- オペラネックレス オペラネックレス(opera necklace)とは、75~90cm(30~35inch)のものを指し、先端はみぞおち辺りにまで垂れ下がります。マチネーが昼の公演そ指すのに対し、オペラは夜の公演という意味合いがあります。
- ソトワールネックレス ソトワールネックレス(sautoir necklace)とは、別名ロープネックレス(rope necklace)ともいい、オペラネックレスよりも長いものを全般的に指します。
- ユニフォームネックレス ユニフォームネックレス(uniform necklace)とは、同じ大きさの真珠をそろえたものです。
- ダイヤモンドネックレス ダイヤモンドネックレス(diamond necklace)とは、名前が示すとおりダイヤモンドがあしらわれたネックレスのことです。ダイヤモンド・エタニティネックレス(同じカットを施したダイヤモンドがぐるっと首を一周するもの)、ダイヤモンドVネックレス(胸元に垂れる部分がV字になるもの)、ダイヤモンドYネックレス(胸元に垂れる部分がY字になるもの)などがあります。
- ラリアットネックレス ラリアットネックレス(lariat necklace)とは、留め具のない長いひも状のネックレスを指します。首に何回か巻きつけて用いる場合もあり、末端部分はクロスしたり輪にしたり様々な飾り結びを施したりします。
ちなみにラリアット(ラリエット)とはそもそも牛を捕らえるための投げ縄のことで、首に巻きつけるもの、という意味合いで使っています。スタン・ハンセンの必殺技「ウエスタンラリアット」も同じ意味です。